シトーレン

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シトーレン
神戸フロインドリーブのシトーレン
濃紺のベルベットのリボンや金色の雪の結晶がエンボス加工&
箔印刷されてるパッケージもすてき。
お店では商品名がシトーレンとなっていたのでそのまま表記しますね。
日本ではシュトーレンと呼ばれてますが、
ドイツではシュトレンと間を伸ばすことはないようです。
このサイズで500g
箱を受け取った時ずっしり重かったのですよ。
この倍の重さや過去には1.25kgもあったと聞き、
販売表記にグラム数が大きくかかれるのが本場はそうなのかな?って
いや、知らんけど。

日本でもだいぶ知られてきてスーパーでも見かけるシュトーレンですが
今から40年くらい前、
私が小学生が中学生くらいのときは
クリスマス時期のケーキといえばイチゴの乗ったショートケーキ。
本場ではブッシュドノエルというものを食べるらしいと小耳にはさむ程度。

その頃、ドイツから研修にこられた先生がクリスマスのお話をしてくださいまして
くいしんぼうの私はケーキの話はよく覚えていました。
それが今ではシュトーレンの事だとわかるのですが、当時はネットもなくて
情報が今のように身近ではなかったので想像上の食べ物でしかないのです。
「ナッツや洋酒漬けのドライフルーツがぎっしり入っていて
そのつなぎに小麦粉があるような日持ちのするケーキを
クリスマスまで少しずつ食べる。大人はホットワインを飲みながら食べることもある」
ホットワインという言葉もワインを温めてフルーツやシナモンスティックを入れて
飲むことがあるというも初めて知りました。

お菓子作りが好きだったのでさっそく自宅で作ってみました。
といっても小学校高学年か中学生かの行動範囲はたかがしれています。
田舎のスーパーに並んでいる「Home made CAKE」シリーズから
アーモンドやクルミ等のナッツ類、シロップ漬けのサクランボ
緑と赤のドレンチェリー、オレンジピールダイスをたっぷり入れたパウンドケーキに
サントリーの製菓用洋酒シロップを塗って粉砂糖を振る
「こんなカンジなんじゃないか」というソレです。

結果、どういうものが焼きあがったかというと、
具材が重みで底に沈殿してしまいなんとも微妙な出来。
子どもにはコストも高く、二度と作られることはありませんでした。

シトーレン
12月に入ったし、といふことで1切れ。
こんなにおいしいのにクリスマスまで少しずつしか食べられないなんて無理。
数日でなくなりそうです。
シトーレン
3月にお伺いした時にいただいた100周年ノベルティのチャック付袋がぴったり!